ゴールドカードはお金持ちのステータスの象徴のように思われていると思いますが、2016年現在の状況でいえば作成するハードルが高いカードもあればゴールドなのにずいぶん審査が楽なカードまでいろいろあります。ゴールドカードの利点としてまず挙げられるのは、豊富な保険内容です。

カードごとに詳細は違いますが、海外および国内旅行保険、ショッピング保険などは限度額が高く設定されており、通常のカードより保障があついのが特徴です。それ以外にも国内外の空港で航空会社のラウンジを無料で使えたり、ホテルの割引優遇、医療相談などカードごとに特徴のあるサービスが付帯されていることもあります。しかしゴールドカードで誤解されているのはカードの利用限度額で、ゴールドカードであるからと言ってショッピング限度額が自動的に上がるかと言えば上がりません。

カードにもよりますが、年会費5000円程度のゴールドカードではあまり限度額は上がらず普通のカードと大差ありません。普通のカードでもショッピング限度額が高いカードもありますし、限度額は年会費に比例して上がっていく傾向にあるので、自身の利用実績と年会費に応じてカードを選ぶ必要があります。

ゴールドカードの審査難易度も年会費が低いカードは審査も比較的楽な傾向にあるようです。以上よりゴールドカードを作る利点としては、旅行保障の充実度合いとゴールドカードならではの特典が付与されているか、また年会費の大小が選ぶ基準になると思います。

ゴールドカードの審査

ゴールドカードの審査については、基本的に年会費の大小によって審査の厳しさが変わります。年会費が2千円~5千円程度のゴールドカードであれば、通常のクレジットカードの審査と大きな差はなく、年収300万程度でローンなし、の程度であれば普通に審査はクリアできます。

年会費が1万円程度のカードになると多少審査が厳しくなり、年収やローンの有無に加えて、会社の勤続年数や、クレジットヒストリー、借入額などが審査基準に加わります。会社の勤続年数は審査基準の中でも重要視される項目ですが、銀行系が発行しているヤングゴールドカードであれば勤続年数低めの方を対象にしているので、勤続年数1年未満でも審査に通過する可能性はあります。

一般的なゴールドカードの場合は年収500万円以上、勤続年数5年以上が審査の目安となっていますが、それ以下であっても通過するカードはあります。

クレジットヒストリーとは審査される方の現在のクレジット利用残高、返済状況、入金状況などのクレジットカード利用履歴のことで、新たなカードを作成する際の大きな審査基準になっています。

ゴールドカードを作成する段階で、その他のカードでの利用金額が多い、返済の滞りがあり、過去24か月での入金状況に問題がある、過去6か月以内にクレジットカードを多数作成している、などは審査に対して大きなマイナスとなります。

逆に毎月一定額をコンスタントに使用しており、返済も滞ることなく安定している場合は審査に通りやすくなります。

ゴールドカードの審査に重視するのはクレジットヒストリー

ゴールドカードの審査に通る際に最も重視するのはクレジットヒストリーです。

まず当然のことですが、クレジットカードの支払いの遅延や滞りは大きなマイナス要因となりますので、常に銀行口座をチェックして滞りがないように気を付けます。また支払いについても、最近はリボ払いや分割払いなど一見便利そうな支払い形態が増えていますが、これらは返済能力が多少低いとみなされることもあるのでできる限り避けるべきです。

クレジットヒストリーを良好にするためには、クレジットカードを毎月コンスタントに利用して利用額を高める必要があります。しかし突然大きな買いものをしたりするとマイナス要因となりますので、もっとこまめに使うのがコツです。例えばコンビニでの少額の支払いや、スーパーマーケットなどでの毎度の食料品の買い物など、毎月一定額が利用できる場面で積極的にクレジットカードを利用していきましょう。

そしてゴールドカードの審査に通りやすくなる方法として、同じ系列のクレジットカードを持つことがあります。例えばある銀行でゴールドカードを作る場合、その銀行が発行している一般的なクレジットカードをまずは作りましょう。

そのカードでクレジットヒストリーを良好にしていくと、利用年数においてショッピング限度額などが増額されることがあります。通常、良好なクレジットヒストリーを持っていれば1年ごとに限度額が上がっていき、5年もすればゴールドカード相当額まで達します。その時点でゴールドカードへの切り替え手続きをすると審査が通りやすくなります。しかしこの方法はカード発行会社、および銀行によってサービスが違いますので、事前にネットなどで情報を仕入れておきましょう。